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虹色電鉄 虹鉄 バンド 名古屋 今池

Story

虹色電鉄 虹鉄 バンド 名古屋 今池

2010年の春、森真人は今池のライブハウス得三にいた。目の前では名古屋のベテランバンド「第8旅団」が最高のステージを繰り広げていた。いわゆるロックバンドを辞めエレキギターを弾くことが無くなって、もう10年近く経つ森の目と耳は一人の男のドラムプレイを追っていた。そこにはつい先日覚王山の飲み屋で陽気にジャンベを叩き踊っていた気さくなおじさんの別の顔があった。帰り道、森は一つの決断をしていた。彼は名古屋屈指の熱血ドラマー丸市だった。

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翌日、森真人は久しぶりにテレキャスターの弦を張り替えると、一気に3曲の曲を書き上げた。「銀の車輪」「折れた翼」そして「見え透いた夜の風に」。虹色伝説の始まり。

書き上げたばかりの曲を、デモテイクに録る。久々に弾くロックギター。水を得た魚のようとはこういう事か。彼もまた熱血ギタリストだった。デモテイクを丸市に送りオファーを出す。熱血コンビの誕生。ベーシストを加え虹色電鉄と命名したバンドは2010.9/23初のステージを行う。熱血暴走列車は走り出した。

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バンドはベーシストの交代はあったが、走り続けた。時折止まりそうになりながら、その度にモーターは唸りを上げ、また車輪は回り続けた。3枚のアルバムを作り、ライブを繰り返した。

2018年の秋、ベーシストの脱退。丸市の、まだこのバンドは終わらせない、という言葉に、森が迷わず声をかけたのが、おっちーだった。2019年4月セットリストは全て新曲。新しい旅立ち。バンドの司令塔を得て、かつての熱血コンビは熱血トリオとなった。今、虹色電鉄の車輪は勢いよく回り続けている。

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